2020年からいろいろな取り組みをしている中学硬式野球のポニーリーグですが、一方でコロナ禍で中止されていた大会が復活できそうです。
世界中に組織があるポニーリーグ独自の国際大会の再開も日本代表選手を目指す目標にもなりますし、野球をしている女子選手にとっても世界を目指せるのは楽しみですね。
それと、これはポニーリーグの取り組みではないけれど、中学硬式野球の各リーグの優勝チームによる大会が始まるのも画期的なことだと思います。
国際大会の再開
コロナ禍で3年間中断していた国際大会が再開されることになりました。
アメリカで7月、8月に開催されるワールドシリーズに向けて、まずはアジア予選として、「アジアパシフィックチャンピオンシップトーナメント」が日本で開催される。
カテゴリーとしては、パロミノ(U-18)、コルト(U-16)、ポニー(U-14)に分けられ、各アジア予選が日本で行われることになります。
各カテゴリーの日本代表選手の選考は、5月13日・14日に佐賀県武雄市で開催される「大倉グループインビテーション広澤克実杯」において行われます。
少年野球におけるワールドシリーズと呼ばれる国際大会は、ポニーリーグだけです。
女子ワールドシリーズ開催
中学硬式野球ポニーリーグは、女子選手による国際大会、ワールドシリーズを初めて開催することを発表しました。
SSKカップポニー・ガールズ・ベースボール・ワールドシリーズ2023という名称で、7月31日から8月4日にかけて、ポニーリーグの理事長広澤克実氏の出身地の栃木県小山市などで開催される予定です。
2022年には、全日本選手権と合わせて女子選抜チームが女子の社会人チームと試合をする試みが行われましたが、国際大会としての女子選手チームの大会が日本で行われるのは初めてのことです。試合を通じて選手を育てるというポニーリーグの理念がまた一つ拡大されたといってもいいでしょう。
女子ワールドシリーズでU15が優勝
7月31日から栃木県などで行われていたポニーリーグの女子ワールドシリーズでU15の日本代表が決勝戦でアメリカ代表を破り優勝を果たしました。
Full-Countoより
中学硬式野球日本一決定戦 エイジャックカップ
これは、ポニーリーグだけの取り組みではありませんが、中学硬式野球5団体による日本一決定戦が行われることになりました。
リトルシニア、ボーイズリーグ、ヤングリーグ、フレッシュリーグ、ポニーリーグの各選手権の優勝チームが8月夏休みの最後に中学校硬式野球チームの真の王者を決めるための大会が2023年から開催されることになりました。
こちらに詳しく説明しています。